「関東の松島」五浦海岸
今日は茨城県の五浦海岸に来てみました。
五浦海岸は「関東の松島」と呼ばれる景勝地で、海岸は入り江や断崖絶壁が続きます。
五浦の有名人
美術界の偉人・岡倉天心
五浦で有名なのはやっぱり岡倉天心ですよね。
天心は近代日本美術の発展に大きな功績を残した人。
明治時代にしてはおしゃれ感ありますよね(謎の上から目線)。
国立東京藝術大学の前身・東京美術学校を創設。五浦に住み、横山大観ら弟子たちを指導したそうです。ボストン美術館の中国・日本美術部長として西洋美術と東洋美術の架け橋にもなった、美術界の偉人です。
その天心が設計したのが「六角堂」。
天心もここから太平洋を眺めたんだろうなあ。
この赤い六角堂、2011年の東日本大震災の津波で、土台だけを残して消失してしまいました。衝撃のニュースは世界各国でも報道され、再建を願う声が国内外から上がったそうです。
そして2012年4月に復元。
六角堂の美しい姿は、復興のシンボルでもあります。
「赤い靴」の作詞者・野口雨情
北茨城市にはもう一人有名人がいます。
「赤い靴(くつ) はいてた 女の子
異人(いじん)さんに つれられて 行っちゃった」
童謡「赤い靴」の作詞者で知られる野口雨情。
赤い靴を履いていた少女のモデルは佐野きみさんといわれています。
反論もあって、そこらへんの事情はWikipediaがやけに詳しいので興味ある人はぜひ。
雨情の代表作は「七つの子」「シャボン玉」など。
優しい童謡の歌詞とは裏腹に、激動の生涯を送ったようです。
何度も上京しては帰郷を繰り返し、北海道では六つの新聞社を転々としたり、痔の治療のために訪れたいわき湯本温泉で、置屋(芸者や遊女を抱えている家)のおかみといい関係になって3年半を過ごしてしまう(もちろん結婚後)など、やりすぎです。
一番笑ったのは、一旗揚げようと樺太に行ったら芸者に金を持ち逃げされ、残った金でリンゴを買って東京に送って売ろうとしたら全部腐ってしまった事件www(Wikipediaより)
ま、そういう人だからこそ書ける言葉ってのがあるのかもしれませんね。
冬はあんこう鍋を食べよう
五浦海岸の付近には大津漁港があって、海鮮物が有名だそうです。
冬はアンコウが特産らしい!
食べたいですね!!!
酒!魚!海!!!