海外旅行にはなかなか行けないけれど、気軽に外国気分を味わいたい!って思うことありますよね?
そんなあなたにご紹介したいのが「外国人街」です。
例えば一般的に「チャイナタウン」と呼ばれるような、外国人が多く集まる地域ってありますよね。しかも同じ国出身の人ばかり。あのような土地が「外国人街」と呼ばれている場所です。
この記事では、日本全国に点在している外国人街を紹介していきます。
なぜ外国人街ができるのか
まず、外国人街ができる背景と理由を説明していきましょう。
10 年前は韓国や中国、ブラジル出身者が多かった在留外国人ですが、最近では少しずつ減少していると言います。一方で、留学生や技能実習生の増加により、フィリピンやベトナム、ネパールからの来日が高い伸び率で増加しているそうです。
外国への移住は不安
外国への移住は不安なことばかり。
移住を検討したり、決定したばかりの段階では、都市や場所は決まっていたとしても、具体的にどこに住めばいいのかわからないことが多いでしょう。
ビジネスマンが「東京に住め!」といわれて「新宿に住めばいいのか、浅草に住めばいいのか、八王子に住めばいいのか…」悩むようなものかもしれません。
現地情報は現地の人に聞くのがベスト
ともあれ、現地のことは現地の人に聞くのが手っ取り早いのは全世界共通です。会社が近いとか、日本人学校が近いとか、治安が良い場所とか…。
ですから、近くに日本人(もしくは日本語を話せる人)がたくさんいるような地域を選ぶと、なにかと便利なわけです、情報交換とかもできますしね。
人脈や口コミを頼り、同じ場所に
同様に、外国から移住する人も人脈や情報、口コミを頼って来日します。それぞれが住みやすい場所を探した結果、同じような場所を選ぶことになるわけですね。
そうしてできあがったのが日本の「外国人街」。
コミュニティが独自の発展を遂げる
コミュニティは文化的に独自の発展を遂げることも多く、中には「本当に日本なの・・・?」と感じる地域もあるほど。
だからといって日本人が足を踏み入れてはいけないわけでもなく(当然か)、その国専門の食料品や日用品を専門に扱うお店などに行くと、いつものスーパーでは手に入らないような外国の食材が簡単に手に入ったりします。
ということで、今日は外国人が多く住む市区町村や地域を紹介しながら、ストリートビューで旅行気分を味わいたいと思います。
日本のブラジル・大泉町
まずはブラジル人が集まる町として有名な、群馬県大泉町。
日本のブラジル・群馬県大泉町が思った以上にブラジルだった | TABI LABO https://t.co/3kKjyAW2l3
— norah_cat (@liederohnewor) 2019年7月13日
町内にはブラジル料理店が10軒以上あるそうです。
また、大泉街と同様にブラジル人が多く住んでいる名古屋市と、直通バスも通っています。
日本の韓国・大阪市生野区
日本の区市町村で最も多く外国人が住む街・大阪市生野区。
ここには韓国人の「コリアンタウン」が形成されています。
鶴橋商店街から東へ進むと今里のコリアン街
— ✨耕太郎(kotta6)✨ (@kotta6) 2019年3月24日
若い女の子が大挙(ほんと大挙!)押し寄せ、さながら原宿のよう(^^;;
日韓関係悪化と無縁の世界だね〜(>_<) pic.twitter.com/GRa0HobWtt
焼肉をはじめとした韓国料理店が並ぶ鶴橋商店街も有名ですね。
日本の中国・横浜市中区
有名な横浜中華街がある横浜市中区には、もちろん中国人が多く住んでいます。
中国人向けの広報誌が発行されているほど。
そのほか、長野県川上村や北海道雄武町など、中国人労働者が多く住む地域もあります。
日本のアメリカ・沖縄市コザ
アメリカ人が集中する場所といえば、やはり米軍基地がある街です。
沖縄市コザや山口県岩国市、神奈川県横須賀市、長崎県佐世保市などはアメリカ人が多く在住し、アメリカ風のお店や建物が並んでいます。
沖縄市コザ市街地の夜。異国情緒。アメリカっぽい。#沖縄 #沖縄市 #コザ #ミュージックタウン #ミュージックタウン音市場 #異国情緒 #okinawa #koza #musictown pic.twitter.com/jFrGZFnXE4
— ておんおん (@daaaaigo746) 2019年4月20日
日本のフィリピン・岐阜県可児市
工場が多い岐阜県可児市では労働者として多くのフィリピン人を雇っていて、フィリピン人街を形成しています。
【可児市国際交流協会・多文化共生フェスティバル】
— 【岐阜城盛り上げ隊】公式 (@gifujyou) 2012年10月21日
屋台が始まったようじゃぞ!!
道三はフィリピン料理のレチョンという豚の丸焼きを、光秀はベトナム料理の春雨スープと生春巻き、半兵衛はブラジルのウィンナーと牛串焼き pic.twitter.com/YBZ0jPDo
フィリピン料理やパブも散見されます。
日本のインド・東京都江戸川区西葛西
「外国人街」として有名な西葛西。
2000年問題で多くのインド人技術者が日本に呼ばれたことがきっかけとなり、都心にアクセスが良い西葛西にインド人コミュニティが形成されていったようです。
とてもおもしろい→西葛西にインド人が集中する歴史的な理由 「紅茶倉庫」の後に、鉄道ができた:PRESIDENT Online – プレジデント https://t.co/Ndg0EFJvGe @Pre_Onlineさんから
— 歴ログ -世界史専門ブログ- (@jimanalyze) 2019年7月19日
インド料理店も多く、インド専門店があることでも知られています。
日本のフランス・東京都新宿区神楽坂
1952年フランス国営の日仏学院設立をきっかけに、フランス人が増えたという神楽坂。
東京・神楽坂と言えば、日本で最もフランスを感じる場所。フランスレストランひしめくこのエリアで、4/15(日)にアルザス地方やリヨン郷土料理、シャンパンなど、美味しくて楽しいたくさんのサプライズを探すイベントが開催されます。ご予約はこちらから https://t.co/F8sqGHxK1k pic.twitter.com/zUer2vdcmj
— フランス観光開発機構【公式】 (@franceiine) 2018年3月12日
街の雰囲気もどこかパリに似ているということで人気を集めています。
日本のミャンマー・東京都新宿区高田馬場
「リトルヤンゴン」と呼ばれる学生の街・高田馬場。
もともと付近の寺院にミャンマー人僧侶がいたことからコミュニティが形成されていったそうです。
高田馬場はリトルヤンゴン チョイ辛異国情緒 https://t.co/VQ1pqhjo9D
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2016年9月14日
日本に住むミャンマー人の約1割が高田馬場に住んでいるといわれています。
外国人が住む団地・埼玉県川口市 芝園団地
最後は住民5000人のうち、約半数が外国人だという埼玉県川口市の芝園団地。
住民の半数が外国人という巨大団地を住民目線でルポした大島隆 @takashioshima1 記者の「 #芝園団地 に住んでいます」に、日中双方からたくさんの反響がありました。寄せられた声には、#多文化共生 のヒントがあります。一部を紹介します。
— Asahi Shimbun GLOBE+ (@asahi_globe) 2018年7月22日
https://t.co/9vs3vbe9oU
まとめ
外国人街ができあがる歴史も背景も様々。
料理やショップだけでなく、地域でお祭りなどが開かれることもあるそうです。
現地の生活を知るという意味では、有名な観光地を巡るよりも実情をより体感できるかもしれませんね。