かつて浅草といえば巣鴨と並ぶ「お年寄りの街」の代表格でしたが、最近はガラリと雰囲気が変わりましたね。
古きよき日本を懐かしもうと思い立って足を運んでも、道端ですれ違うのは外国人観光客ばかりです。最近では各種メディアでも頻繁に取り上げられ、日本を代表する観光地に変貌しました。
とはいえ東京に来た人が、まる一日使って浅草観光することってあまりないんですよね。
浅草の付近だけでもスカイツリーや上野動物園、ちょっと足を延ばせばディズニーリゾートといった観光地があるわけで、浅草はどうしても「ちょっと立ち寄って」「雰囲気を楽しむだけ」になりがち。
できることなら効率的にお楽しみスポットを巡って、浅草の街を満喫したいですよね。
ということで今日は、滞在時間3時間で浅草を満喫できる厳選スポットを紹介しながら、ストリートビューで旅行気分を味わいたいと思います。
まずは着物レンタルで観光気分MAXに!
3時間と短い時間ではありますが、観光気分をMAXにするためには着物レンタルに挑戦してみましょう。
時間がないのに・・・と思う人もいるかもしれませんが、わざわざ観光に出かけて着物を着ようと思う場所って、日本全国見渡しても数えるほどですよね?
着物を着てもなんら不自然ではない街、それが浅草なんです。
(所要時間:40分)
まずは雷門→仲見世通り
3時間で浅草観光を満喫するルート、まずは雷門からスタートです。
風神雷神の横顔をチラ見しながら高さ3.9m、直径3.3m、重さ約700kgの大提灯をくぐって、約90店が並ぶ賑やかな仲見世通りを進みます。
たくさんお店がありますが、定番はコレ!
・あづまのきびだんご
・浅草ちょうちんもなかのアイスもなか
・浅草九重のあげまんじゅう
(所要時間:20分)
下町のディズニーランド「花やしき」
仲見世通りで小腹をみたしたところで、浅草寺の裏手にある「花やしき」へ向かいます。
入場料も中学生以上1000円、小学生500円と手ごろな値段になっており、短時間で遊ぶのに最適といえるでしょう。
そんな花やしきのアトラクションでオススメはコレ!
・ローラーコースター
昭和28年生まれ。ガタガタしていて「別の意味で怖い」でおなじみ、花やしきのローラーコースターです。
・屋上 スカイプラザ
スカイツリーが目の前に!
・お化け屋敷
「本当にでるんじゃないか」的怖さが魅力。
(所要時間:1時間)
洋食ランチを楽しむ
浅草にはさまざまな老舗の飲食店がありますが、せっかくなので洋食ランチを楽しみましょう。
大正から昭和初期には日本一の娯楽の中心地として西洋グルメが発展した浅草。当時の面影を残す店構えも含めて楽しみたいですね。
オススメはココ!
・ぱいち
・ヨシカミ
・グリルグランド
(所要時間:30分)
浅草六区→まるごとじゃぱん→演芸ホール
さあ、3時間で回る浅草観光のラストスパートです。
明治23年竣工の凌雲閣は「浅草十二階」と呼ばれ、当時の日本では最も高い建築物として知られていました。
残念ながら関東大震災で壊れてしまったものの、跡地はやがて「楽天地」「ブロードウエイ」として大衆娯楽の中心地に発展。それが現在の浅草六区です。
花やしきの方向から浅草六区通りをてくてく歩くと、左手に「まるごとにっぽん」が現れます。
日本全国の食や文化が紹介されている施設で、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポット。おみやげを買うのにも最適ですね!
浅草六区通りの中心には、落語や漫才を楽しめる浅草演芸ホールがあります。
若手芸人さんが呼び込む姿は、見ているだけで楽しいもの。本当はチケットを買って入りたいのですが・・・。
時間がない場合は、六区通りで披露している大道芸人のパフォーマンスを楽しむのもアリ。
近くのホッピー通りで名物の煮込みをつつきながら軽く1杯!というものいいですね。
(所要時間:30分)
雷門通りからスカイツリーを眺める
最後は、雷門通りから眼前にそびえるスカイツリーを眺めて短時間の浅草旅を終えましょう。
世界各国から人が集い、歴史と未来を感じられる街・浅草。
滞在時間は短くても、きっとたくさんの発見があるはずです。ぜひ楽しんでくださいね!